薄桜鬼のpspのカセットの感想をおしえてください
乙女ゲームのカセットのやつです
…カセット?????
【薄桜鬼】本編の話だよね?では。
<絵>
見ての通り…ですが、キャラ絵は美麗。パッケージ通りのクオリティです。
あまり注目されない背景等は【普通】というか、一般レベル。とりわけ書き込みが細かい訳でもないですし、枚数がある訳ではありません。
CGのレベルが高い、というより【キャラ絵がずば抜けて素晴らしい】作品。
<BGM>
BGMのブツ切りが一時議論になったが、正直気にする程ではない。
<声優さん>
ご存知の通り、豪華。フルボイスです。演技も素晴らしいです。
<キャラ>
見た通りのイケメンです。
良い意味でも悪い意味でも予想を裏切りません。
パッと見イケメンで、中身もイケメン。
悪く言えば、【クセがない】為独自の面白味はない。また、【カッコいい一面以外は示されない】ので人間として深みがない。
良く言えば万人ウケしやすいイケメンさん。クセがないので嫌われにくいです。
<主人公>
受動的で守られ主人公。
あまり自分からは行動せず、事件に「巻き込まれて」いく。
立ち絵には刀を差しているが、戦闘ではとにかく役立たずどころか役に立たないのに戦場いる困った子。
悪くいえば「お荷物」、良く言えば「おとなしく大和撫子気質」。
<ストーリー>
良くも悪くも期待を裏切らない。
「イケメンが主人公を命がけで守ってくれる」という王道展開がベースであり、まとまっている。
悪くいえば【意外性がなく、深みがない】。
良くいえば【ストーリー展開が単調なので混乱せずに安心して読める】し【万人ウケしやすい(王道展開を嫌う人は少ない)】。
<歴史要素>
新撰組設定だが、ほとんど新撰組らしさはないし幕末っぽい要素もない。
歴史的事件の描写もほとんどなく、隊士ら独自の描写も少ないので、「歴史モノ」としては物足りない…というか、歴史モノじゃない(笑)
…ので、歴史を知らなくても心配不要。「新撰組=悲劇のイケメン集団」と思っておけばOK。
<システム>
ノベル形式。
ゲーム機で小説を読むような感覚で、文章を読み進める。たまに選択肢が発生するので、これで正しいものを選べばエンディング。
文章はライトノベル程度。妥当です。
選択肢さえ合わせればエンディングを見れるので攻略が簡単なのが特徴。
反面、おおよそゲームらしさはないので【ゲーム性】を求めている人には向かない。
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乙女ゲームのジャンルの中では、多分【中の上】であろう作品。
色々と惜しい面もあるが、作品としてまとまっていて、難癖をつける要素があまりないので良作のうちに入ると思われる。
プレイして損はありません。
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